mm24karat: 2008年7月アーカイブ

7月26日淀屋橋のコンベンションルームAP大阪で、ビジネスアーキテクツ森田 雄さんのセミナーに参加してきました。 内容は他の人のblogでもありますんで探してみてください(をぃ

ワタシはWebディレクターではないので"Webディレクション"というよりは"ブランド構築"の方に興味があってセミナーを聞いていました。 なるほどと思ったのは森田さんいわく「基礎知識」部分の"ウェブサイトのコミュニケーション"と"ウェブサイトの振る舞い"について。

ウェブサイトのコミュニケーションから

企業を構成する要素として理念であったり人格(位置づけ...かな?特色?)・便益(従業員や業界に与える金銭?)・機能(社会に対しての役割?)があって、事業展開だったり戦略に基づいて製品がある。それを利害関係者に 伝達する手段としてウェブサイトが存在する。

...って解釈したんだけど違ってたらスンマセン。経済とか全然門外漢なもので。

企業とか製品部分はなるほどと思った(「向こう側」の正論として)けど、企業がウェブサイトを通じて伝えたい相手をユーザじゃなく利害関係者(ステークホルダー:stakeholder)として捉えるってのにはびっくりした。 ワタシにとってサイトのユーザは顧客(お金払ってくれる人)ではなく"見てるだけの人"だった。それを"将来顧客になるかもしれない人"でもなく、すでに利害関係が発生している人として捉えるっていうのがやっぱりこの人は凄いなぁって。

考えてみれば、"ベンツ"にお金を払えなくたって街中で"ベンツ"見て「いいよなーいつかは乗ってみたいよなー」と思うだけでも(そのいつかが永遠に来なくても)"ベンツ"の顧客にとっては優越感の一端が満たされるだろうから。見てるだけの人にだってその程度の存在価値はあるわけで。

ウェブサイトの振る舞いから

ウェブサイトがどんな役割を果たすべきかというところでメディア(会社案内とか企業イメージに貢献するもの)であるのか、チャネル(ECサイトとか売り上げに貢献するもの)であるのか、ツール(カタログ...かな?)であるのかをはっきりさせる必要がある。

これはすごく役に立った。ウチのサイトではこの三つはごっちゃになってて、いろんなことを詰め込んじゃった為にお互いがお互いの足を引っ張ってるってことに気づかせてもらえました。それぞれの役割をちゃんと理解した上で相手の希望を取り入れていかないと、ただの"作るだけの人"になってしまう。そしてワタシは作りきることすら出来ない人だったと、そういうこと。

で、今回の実例サイトはB2B企業であるM&Aとかをメインに手がける巨大な弁護士事務所。

Bに伝えるって本当に難しい。Cって他の媒体や街中で製品やサービスを目にすることができるから相乗効果でイメージを上げたり、新しい情報を提供することもできるし、その効果を期待して予算を組むこともできるけど、Bって、特に既存のBはこちら側が不特定な相手に情報を発信するのを嫌がる傾向がある(ような気がする)。結局紹介とかで取引が始まることが多いので「そんなの作ってどうするの?」って実際言われてもいるらしい。

"バビロン"の住人は、現在Bを相手にしているけれど、Cに売れるならそちらも、そしてCだけで成り立つようになるまでBにはCとの商売を内緒にしておきたいと仰る。 「んなこと出来ねーよ」って言うか、ワタシ個人的に今のB相手の仕事はあんまり好きじゃないので「どうしたもんかなー」と思ってたタイミングの話だったので余計に腑に落ちたというか響きました。

弁護士事務所なんて生まれてこの方、入ったこともなければお付き合いしたこともないし、テレビに出てる弁護士さん見て「かしこそーだなー」とか思う程度。それでもこの実例サイトはweb的な内部の構造じゃなくて「どうなってるんだろう」と興味をそそられるというか、なんか隅々まで探検したい気分になるというか、なんとなくではあるけれど「へーこうなってるんだー」と分かった気持ちになりたくなるものがあり、ウチの"バビロン"もそれでいいのかなと。

多分きっとこれからワールドビジネスサテライト見てて企業買収とかの話が出たら多少興味を持って聞けるような気がするし、実際ウィキペディアで調べたりとかもしちゃったし。

もしワタシの作ったHPを見て"バビロン"ってどんなトコなんだろう?ブランド物もいいけどちょっと見てみたいなーとか思う人が出てくれれば、それでそんな人が増えてそんなサイトが他にも増えたら、もしかしたら。 そんな気持ちになれたことがワタシにとって一番の"値打ち"でした。

まーせっかくblog立ち上げたんだし(MTデフォのまま2ヶ月も放置してるけど)、ちょっといろいろ書いてみましょう。
実はものすごーく憧れのお方だったりもするんですけど、なーんか違和感を感じちゃったモンで。

2時間で何故切らなかったのか?

そもそも2時間(SEOについて懇々と?昏々と?説明した時間)で切れるような業者に依頼する客なら少なくとも自分達が何をする会社に何を発注してるか明確に分かり理解下さってるはずですから。なんだかよく分からないけど無料で行ったセミナーだかなんだかで吹き込まれた生半可な知識で右往左往する訳ないんですよね最初から。

そもそもこのケースでは、顧客も自分たちもハッピーになれてない。ただの愚痴じゃないの?

やー多分愚痴だと思う。けど、結構いろんなところで聞く話でもある。それは多分そもそも顧客をハッピーにする力もないのに仕事受注するから。顧客も自分達をハッピーにしてくれる業者を見極める力もないのに「どこどこさんもやってる」とか安易な気持ちで発注するから。

少なくとも受託者側のWebサイトとか顧客が見て「こいつらは何をする会社やねん」ってのが明確に分かり理解いただいて発注貰ってることが前提なわけですよね。え、違うの? ならそこが間違ってるし。

間違ってるんでしょうね確実に。でも善し悪しは別問題として(しちゃいけないんだけど)webだのITだのの業界に限った話じゃなく無知な客の不安や虚栄心に付け込んで何か売りつけてやろうって業者は五万といるさ。そんな業者のスーツがアルファな訳ないしー。

まーそんな業者でしか仕事してこなかったってだけな訳ですが。

元ネタはこちら↓

昔...といっても5年ほど前ですがいわゆる自社媒体の広告制作をしていた頃の話。

>納品のときに話が変わっていること
ないよ! 多々あるかよ。どんな営業だよ。

多々ありました。それも途中で話が変わったなんてレベルの話じゃない。初稿から最終校正までは広告担当者がチェックして、決定稿を社長に見せてひっくり返させられるなんて日常茶飯事。

制作の人はちょっと考えた方が良いと思う

本当に考えた方がいいと思う。もちろん、自分が考えられるレベルなのかもじゅうぶんに考えた上での話だけど。ワタシがそんなトコでも5年(!)働いたのはそこ以外に選択肢がなかったから。「そもそも2時間(SEOについて懇々と?昏々と?説明した時間)で切れるような業者に依頼する客」はシビアだもん。そんな客を相手にするスーツは「アルファ」かもしれないね。でも、そんなスーツがとってきた仕事をちゃんと納品できる「アルファ」な制作なのか?能力ないならカッパスーツに、カッパな客が身の丈にあってるってモンですよ[けっ]。

ただ、元ネタのここはいただけない。
タダ働きさせようとします。

させられましたとも...ってのは初稿から校了まで何回もやり直しすることがサービスだと営業もクライアントも信じて疑わなかったから。だってクライアントは組み立てのパーツを買ってるわけじゃなくて「何か目に見えて効果のある」モノを買ったつもりでいるわけだから、そうならなきゃ不良品です。

「理髪店で髪をちょっと切っても、ごっそり切っても同じ料金でしょ? 私たちは技術で飯喰っているんだよ」

これは...「美容室でパーマ当ててもらってすぐにウェーブ伸びちゃったら無料でやり直してくれるでしょ?客はパーマ当てた事実に金払うわけじゃなくてウェーブな状態に金払ってるんだよ。」ってとこでしょうか?

今にして思えば毎月出版される媒体に年間契約で出稿してるとクライアント側も惰性になってしまって本来の目的―新規客を増やす・既存客を振り向かせるための広告出稿―を忘れてしまってたんでしょうね。きっと営業自身も。

もしも、あの時に「クライアントが何を望んでいるのか、どうすれば本来の目的(=クライアントにとっての客、私達にとっては読者が満足する媒体に出稿して反響が出ること)を達成してもらうことができるのか」を考えることができたら...。

まー結局のところ「アルファ」なスーツと仕事したかったら「アルファ」なギークとやらにならなきゃいけないってこってすね。

今回はadobeの...adobeなんだね...Dreamweaver&Fireworks CS4ベータについて。
http://cssnite.jp/archives/post_1058.php
(CSS Niteの公式blogのタイムテーブルページ)

仕事がどうしても切り上げられなかったので後半のDreamweaverしか聞けなかったんだけど、いいなぁ...使ってみたい!特にデザインビューとコードビューを分割できるのが地味に嬉しい。今はコードインスペクタ出してやってるのがけっこー不便だなぁとか思ってたので。他にもなんかいろいろ(ぉぃ便利そうな機能もあったけどなによりもなによりも今はまだMX2004(爆 なので、もーデザインビューが全く使えないんだもん。
その後参加したアフターパーティで最初からセッション参加してた人に聞いたらFireworksの方がスゴイと思ったって。他にもTwitterでそんなこと書いてた人もいたなぁ。

そう、アフターパーティは主催の鷹野さんが世話好き?というかとってもフレンドリーな方なせいもあっていつも名刺交換だけじゃなくて参加する人がすごく交流してる感じがして大好き。
今回は学生さんたちもたくさん参加してて感心しました。ワタシなんか最近交流会や懇親会に出席するようになってやっと顔見知りさんや必ずお話しする人が出来てきたばかりだから、みんな熱心ですごいなぁって思う。


さ、名刺交換した人の顔を忘れないうちにサンキューレターを書かねば。

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