mm24karat: 2008年9月アーカイブ

mixiの日記にちょびっとそういうようなことも書いたりしたんですけど、ただの思いつきってか、「ワタシは積極的にセミナー参加してますもーん」的なテキスト臭がするかしら?とか思ってるときに超グッドタイミングでえふしんさんが記事を上げられたのでまたしてもエアTBを打ってみます[打ってない]。

ネット系イベントが広げるべきスケーラビリティ|F's garage
無料や場所代だけを負担してもらってるイベントの場合は、如何にしゃべる人の内容を広く広げるか?というのがセミナーを企画する人の責務

それは確かに、えふしんさんがモデレータとして関わっておられるwebsigだったりはセミッター中継もそうですし、mixiのコミュにイベント前日から感想トピを立てたりとか、事情があって参加できない人がイベントの様子を知る為の工夫が随所にあります。まー責務でもあるんだろうけれども、主催する側の知らせたい!共有したい!がすごく強いんだなと実感したり。そして参加する側もその気持ちを受けてかレポートの早さといったら正直そのスピードには頭がついてけないくらいです。

運営的に、まだまだ一体感が出せてない部分はあるのかもしれませんが、お客さん気分の人には来てもらわなくても結構だと思っています。

東京系のセミナー・イベントはwebsigだけ、しかもまだ2回しか参加してないのでアテになんない感覚ではあるんですけど、大阪のセミナー・イベントに比べて桁違いの一体感を感じたんです。CSSNiteだって主催の鷹野さんが盛り上げ上手な方だからそれなりに沸くところもあるんだけれど、「あなた喋る人、わたし聞く人」的な雰囲気は否定できないし、盛り上げようとしてくださってるのを斜めから眺めて鼻で嗤ったりする人だって見かけます。「ツッコミ甘いよ」とか「関西の笑いを舐めるな」とか、そこじゃねーだろとか思いますけど、そんな感想が出てくる時点で"お客さん"気分なんだって気づいてないんだろーなー。

多分、そういう人たちって、自分たちのいる業界について他人事なんじゃないかな?って思ってみたり。「たまたままココにいる」みたいな。私は時間の許す限り懇親会やアフターパーティなるものには参加するようにしているんですけど、東京でお話した方々はwebの業界がどう社会にコミットするか...って話題がするっと出てくるのに対して、大阪では業務に対する自分って話題が多いような気がしました。もちろん自分だって喰っていくのに精一杯で、業務に対する自分スタンスなので、とても驚いて印象に残ってるだけなのかもしれないですけど。

で、セミナー・イベントだってどんだけ出てんだって言われると去年の年末ごろから参加しだしただけなんでそもそもアテになんないんですけども、web系のイベントって、"権威"って呼ばれてすっごいいっぱい本とか執筆してる人でも「先生様」みたいな感じじゃなくて、表面上はかもしれないけどフレンドリーに話してくれるし、イベント側もそういう場をきちんと設けてるのでとても値打ちがあると思うんです。

それに気付いたのはバビロン関係で貿易とかなんかそういう系のセミナーに連れて行かれたときのこと。泣く子も笑うお笑い企業の人がスピーカーとして出席されてたんで、「名刺ジャンケン」ノリで名刺交換に突撃するも撃沈。...ていうか知り合いっぽい人とずーっと話してて、他の知り合いやセミナーの偉いさんから紹介された人としか名刺交換してないの。

そうじゃなくても、バビロンの業界では経営者が出席するセミナーにいわゆる一般の従業員が出れない(会社も出さないしセミナーも受け入れない)なんて至極アタリマエのことだし、他の会社の幹部に話しかけるなんて超タブーらしいので同じ業界にいるのに意見交換するのはとても難しい...なんて状況を見聞きすると、もちろんそれが一般的なスタンダードなんて思っているわけではないけれど、もっともっと積極的に質問したり話しかけたりしようよと思ったりするのです。

南港ATCのImedio(イメディオ)でTRANSの小嶋 新さんのセミナーを受講してきました。
いつものことですが内容はどっか詳しいところ探してください。

参加者はweb制作サイドの方と企業側の運営者が半々。

僕もまさか半々で制作者と運営者が集まることは露にも思っておらず、完全に制作者スタンス話してしまったことは誠にもって反省点です。

と小嶋さんはblogに書いておられますけど、制作者であり、運営者でもある私的には、 どちらの立場からも参考になることが多かったです。
まぁ多分運営者は"予算ゼロで"に引っかかって受講したんじゃないかなぁ?ただ、外部に制作を依頼してる場合は結局お金かかっちゃうんで微妙だったかもですが。
それでも、サイトを運営するときに何を目的にするのかを考える機会にはなったと思います。

質疑応答を聞いていて思い出したのが、私がCSS Nite Vol.7で話した時にも言われた「クライアントのレベルが低いときにどうしたら良いのか」系の質問。セミナー以外でもよく聞きます。コーポレートサイトぐらいしか発想がないとか、紙媒体からWebへの移植程度しか意識がないとか、そういうクライアントっていつの世にもいるもの。

これはこのセミナーに参加されてた角南 北斗さんのblogから
この質問したの私です...orz
でもねぇ上の方にいる人には分かんないかもしれないけどいっぱいいるんですよ?
サイト持って何をしたいのかも分からないくせに"SEO"とか"ページランク"とか言う人。

ちょっと話がセミナーから外れてしまうんですけど、いわゆる紙媒体で育った人間として言わせていただくなら、紙媒体ってwebで言うところのコンバージョンがはっきりしてたんですよ。

  • チラシなら何部刷るのかどこのエリアに何枚撒くのか、ポスティングか折込か。
  • パンフレットなら会社案内として取引先や人材採用のときに渡すのか。
  • 商品紹介としてエンドユーザーに渡すならそれは既存顧客なのか新規客なのか。
こんな簡単なことすら分かってないクライアントなんていませんでした当時は。
だってお金かかるもん。部数にもページ数にも写真点数も...チラシ撒くのにも
紙媒体にかけていた予算を削減できるってweb黎明期にはよく言われましたけど、予算削減するってのは"考えなくて済む"わけじゃなく、不特定多数が見るからこそ特定の人しか見ない紙媒体よりもちゃんと考えなくちゃいけないってこと。

まぁ言うてもせんなきことでございますが。

セミナーの感想に戻りますが、ユーザビリティを単純に"サイト閲覧者(ユーザ)の使いやすさ"と解釈するのは危険なんじゃないかなぁとは最近ぼんやりと思ってて、でも何が?どう危険?
状態だったのがユーザビリティって"制作プロセスである"って言うのを聞いて、制作者と運営者とユーザが目的を共有する作業によってユーザビリティが提供出来るってのを再認識。

ターゲットを明確に捕捉するためには目的をはっきりしてもらわなくちゃならない。そのためにも資料として配布されたヒアリングシートは制作側がクライアントを知るためだけじゃなく、運営側が自分たちはどうしたいのかを自覚するための役割もあるのかもしれないと思いました。

バビロンのサイトなんかは最初私がBを嫌ってC向けなつもりで作ってしまったせいで、結局商売相手はBだからCが(多分)欲しがってる情報なんかはほとんど載せられない。運営者の意識の低さばかり嘆いてちゃー前に進まないので、デザイン以外全面改訂しなきゃ...成長したなぁとでも思わなきゃやってられません。

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